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サブカル 1128P

駐車場に無断駐車したら、子供にバチが当たる?!『駐車場の無断駐車に天誅を下すババアはどんな報復をしてくるか?』後編

神崎スキャット
取材・文/フリーライター・神崎スキャット

気になることをとことん取材するライター。編集長とは旧知の中で、今回、女性向けの記事を書けと言われているのにガチガチにサブカル企画を上げる天邪鬼。


近所で恐れられている有名なババアがいる…
それは、意味不明な言葉が書き連ねてある看板を
駐車場のいたるところに掲げている80代の老婆だ。

前回、そのババアに会うために、張り込んでみたが、ババアは影も形もみせない…。
このまま空振りかと思っていた取材班※といっても俺ひとりだったが、
後編では、ついにババアと対峙することになる。

『駐車場の無断駐車に天誅を下すババアはどんな報復をしてくるか?』前編はこちら

老婆の人影がこっちをみている

5日目はちょうど今年最大の大型台風が関西にも上陸していた日。
突風と暴雨がアスファルトを打ちつける中、オレはひとりでファンカーゴに乗って、駐車場の自動車一台分を占拠していた。

駐車場ババア_01

この雨の中じゃなぁ…弱気になる自分。フロントガラスの上を大粒の雨が踊っているのを眺めながら、ひとりクレイジーケンバンドの歌声を聴いていた。
そんなときだ。傘を差し、こちらを覗き込むように見ている人影がにじんでいる。

ひょっとして、まさか!

その人影がこちらへどんどん近づいてきて、目的だったババアだということがわかった。
ババアは、こちらを睨みつけながら、何かをがなっていた。写真を少し撮ってから、表に出る。

駐車場ババア_02

ババア「この車、3日前から止まってるやんか!」

ババアが開口一番、オレを怒鳴りつけた。ずっと見てたのか?じゃあ、早く出てこいよ!

神崎「ああ、すいません」
ババア「ええ加減にしなさいよ!そりゃ、おんなじ地球の人やけど!」

えっ?その《おんなじ地球の人やけど》ってなんなんだ?

ババア「私は先祖代々からのこの土地を守ってるのよ!」
神崎「す、すいません」
ババア「だから、勝手にこの土地に入ってくる侵入者は許せないの!」
神崎「すいません」
ババア「おんなじ地球の人やけど、やっていいことと悪いことがあるわ!」

また言った?なんだ、そのおんなじ地球の人やけどって!

ババア「ここは神聖な場所なんや!」

ちょっと、電波っぽい感じの話し方だなぁ、このババア…。
さらにこの老婆のイカレっぷりが明らかになる。

オンナインで警察に直通している

神崎
「あのう、さっき、そこの看板が目に入ったんですが…無断駐車したらどうなるんですか?」
ババア
「ここに無断駐車したら、警察が来るに決まってるでしょ!この駐車場と京都府警は直通してるんやから!あほか!」
神崎
「直通ですか?」
「どんな風につながってるんですか?オンラインとかですか?」
ババア
「そうや!《オンナイン》や!《オンナイン》の電話でつながってるの!」

なんだ、オンナインの電話って?

ババア「あんた、奥さんいるんか!」
神崎「いやぁいないんですけど…」
ババア「いたら、家に行ってやるのに!」
神崎「家に来て、なにするんですか?」
ババア「子供にバチがいくよ!」

まったく質問の的を得ていないババアの返答に、オレはちょっと怖くなりはじめていた。
それにしても、よくわからんことでよくもここまで怒鳴れるものだ。

神崎「なんとか勘弁してもらえないですか?」
ババア「買い物に来て、勝手に車を止めておいて、何言う!」
神崎
「実は、母親が隣の○○病院に緊急入院していまして、よく病院の駐車場がいっぱいになってるんです…でしかたなく、悪いとは思っていたんですが、3日間、数時間止めさせてもらいました」

怒り心頭のババアをクールダウンするために、オレは親孝行者を演じた。

神崎
「母親の見舞いや荷物運びのためにやったこととはいえ、本当に悪いと思っていますし、これからは絶対に止めません。なんとか、勘弁してもらえませんか? 警察にオンナインで直通するのはやめてください」

そういうと、ババアの表情が少し柔らかくなった。

ババア
「お母さんが大変なのはわかるけど、オンナインだよ。直通しているから…。おんなじ地球の人なんやからね」

落としどころを探るような言いぐさで、ババアはトーンダウンした。それにしても、オンラインの意味を分かっていっているのだろうか。

神崎
「じゃあ、今からお詫びの品を買ってきますので、オーナーさんのご自宅へご挨拶いかせてください」

オレがそういうと、ババアはうんうんと頷きながら、帰って行った。
どうも、きちんと筋を通したお詫びをすれば許してくれるらしい。
う〜ん、ババアの許すスイッチがよくわからん。

それからオレは、ババアに告げたとおり、隣のショッピングモールへ走った。

大阪で売れている土産用のラスクを買い、詫びに行ったが、なぜかババアは一言も話さず、こちらをじっと見ただけだった。やはりあんな看板を掲げているような駐車場には車は無断駐車しないほうがいいだろう。やはりあんなメッセージを発してしている人間は、ちょっと普通じゃないから…

『駐車場の無断駐車に天誅を下すババアはどんな報復をしてくるか?』前編はこちら

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