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サブカル 1539P

指名手配でマンションに潜伏していたオレの大受難28時間!!ヤクザが立てこもったマンションで大騒動に巻き込まれました!〜第1回〜

横濱龍之介
取材・文/フリーランスライター・横濱龍之介

参加したサブカルチャー誌は100冊以上。
東京中野区に住む進出鬼没のフリーライター。


告白者・高倉孝治(仮名)42歳 元結婚詐欺師

今年5月、愛知県長久手町で起こった発砲立てこもり事件。みなさんも記憶に新しいところだろう。警官ら4人の死傷者を出したこの事件。犯人は、元山口組系暴力団員だったが、事件の発端はなんてことのない元妻との復縁話。そんな理由だけで、犯人は拳銃を手にし、現役の警察官を殺めて、近隣住民を恐怖のどん底に突き落としたのだ。

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しかし、“対岸の火事”だと思っていた立てこもり事件が近年全国的に増加している。平成15年の警察庁の統計では、なんと知らぬ間に全国で14件もの立てこもり事件が…。それほど立てこもり事件がフューチャーされていないということだ。その後も平成16年、17年と増え続けているにもかかわらず、前述の事件でもお粗末な警察の対応が浮き彫りになった。

そして、そんな立てこもり事件に巻き込まれ、さんざんな目に遭ったのが何を隠そう、このオレである。実はオレは以前、名うての結婚詐欺師だった。全国指名手配を受け、逃げ回り、ひっそりと時効を待っていたとき、同じマンションの下の階でヤクザの立てこもり事件が大発生。

戒厳令が敷かれて逃げられないわ、銃弾が飛んできてあぶないわ、捕まりかけるわ、もう大変!今日はオレが体験した28時間をみなさんに語りたいと思う。なお、現場と事件発生時期については特定して気付く方もいるかもしれないので変更してある。

階下から怒鳴り声がいつも聞こえる

今から5年前の平成14年8月の夏。1月のしょっぱなから京都市内のテレビ局で立てこもり事件が発生した年だった。この年からこういう類の事件の大豊作がはじまったといっても過言ではない。オレは目深に帽子をかぶり、サングラスをかけた異様に怪しげな姿で日々の生活を送っていた。

Wedding rings and hands

しかも、働きもせず、女に食わせてもらうヒモ状態。外出はない。それは、オレが全国指名手配を受けていたからだ。関西圏のお見合いパーティーに顔を出しては外資系証券マンを騙って、モテない女たちに近づき、深い仲になる。そして…

オレ
「美容院を営む母親の商売がうまくいってないんや。頼むちょっと金をまわしてやってくれへんか…」

「わかった! 任せといて! 孝ちゃんとは結婚するんやもんね!」

二言返事で了承する女たち。金を受け取れば、ケンカをふっかけてドロン。これがオレの常套手段。
借用書を書いて借り逃げしているわけでもないのに、人はオレのことを“結婚詐欺師”と呼ぶ。

ソッコーで被害届を警察にバンバン出されたのだ。
2年、浮き草のように逃げ惑ったオレは、昔の女を再び口説き落とし、栃木県に安全な場所を確保。
よりを戻してくれたと喜ぶ役所勤めの女はオレを匿い、一生懸命尽くしてくれる。

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平成9年から時効7年目の15年までオレは女の家に潜ろうと決めた。働く必要もなく時効を迎えるまでブラブラ。できるだけ外出せず、部屋の中で籠の中の鳥。しかし希望の光が射しかけていた。あと1年この生活をガマンすれば自由の身。外で違う女と一発やってもOKなのだ。

≫≫続く

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